たとえ最後の一兵となっても。。



お風呂に入る前、鏡の前に立つ。
別に立たなくてもいいんですが、脱衣所に洗面台があり、洗面台に鏡が付いてるんだからしょうがない。

勝手に映るんだもん。
勝手に視界に入るんだもん。
そら見ますよ。裸の己を!!

するとですね、
そこには紛れもなくただのオジサンが立っているわけでして・・
別にそれはかまへんかまへん。
開き直るわけではないですが、だってオジサンですから。
特にこれといった改善策をしてるわけでもないですし。

ただし、、

髪よ、テメーはダメだ。

あきまへん・・・
生え際の最前線は着実に後退している。
何故だ!?支援物資が足りないのか?
た、弾を前線に送れぃぃ!!

伝令!
我が毛髪軍には残弾がありません。。

抵抗せい。
絞り出せ。
踏ん張れ。
負けるな。


この時、大好きなドラマ「坂の上の雲」で、秋山好古が奉天会戦にて部下にこう伝令を出してたのを思い出す。


「引くな。例え最後の一兵となっても全力で守り切るのだ」


と。

聞こえたか?我が毛髪兵隊よ!
かの大将軍がそう言っているのだ。
退いてはならん!!


とはいってもですね。。。
鏡に映る姿を見てこうつぶやいちゃいましたよ。。


現実って辛いわ・・・


あまりに悲痛な心の叫びに聞こえたんでしょう。
隣で妻がわろてますわ。
声を出さずにずっと悶絶しながらわろてますわ。そして直後にドでかい笑い声を出してますわ。
その足元で玲くんが「楽しいことならボクも入れて!!」とワンワン吠えてる。

ま、いっか。
笑ってくれる人と犬がいるなら。


いいいイカンイカン!!
最後の一兵となるまで戦うのだ(-_-;)
そうすればクロパトキンが勘違いして兵を撤退し、我が毛髪軍が大逆転出来るかもしれんのだ!!

ええい!この際、大逆転とまでは言わぬ。
せめて和平に持ち込むのだ!
「ここいらが潮時でごわすな」と大山元帥に言っていただくのだ。

頼むから、、止まってくださいm(__)m

その願いを込めて今日のシャンプーは念入りに、そして優しくしときました。

今日はこの辺で。
ではでは~

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