花は春の季節。
花は蕾から始まる大きな呼吸。
開花とはその蕾が開くこと。
しかし自然界の花が開くだけが開花ではない。
才能。
進路。
そして夢。
なんなら何かを踏み出した一歩目ですら。
成果が出ることじゃない。
始めたことも立派な開花。
この季節、他の時期よりも季節に情緒が動かされる。
それは身体と心に響く春の音による仕業。
それは日本人ならではの素晴らしい風習。
私は何処かから旅立ち、
貴方は何処かに向かう。
彼は誰かと別れ、
彼女は誰かと出会う。
人は何かを終え、
皆は何を始める?
花は春の象徴。
蕾は兆しの象徴。
春は希望の象徴。
気が付けば空に願い、
いつの間にか風に託す。
いつか辿り着けますように、と。
今、そう思える自分を愛おしく思えますように、と。
明日、変わらない自分を愛せますように、と。
今年も迎えた3月末。
霞んだ気をまた吸えることにただただ感謝。
さぁ
春の空気に色をつけよう。
春の空気に虹をかけよう。
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