玲君の通院生活その2



先日、病院に行ってアレルギー対策が始まった我が家の玲君。
まだ数日なんですが、早くもつまづきました。。

今日の日記は文が多く、ちょっと見にくいかもしれませんが、玲のことが色々と分かったので、そのまま書かせてもらいました。



今までのフードがチキンメインだったのを、魚メインに変えた新しいフードを食べてたんですが、どうやらこれがいけなかったようです。
食べだすと段々と💩がゆるくなっていき、ついには火曜の夜中に大下痢をしました。
しかもかなりの量を。。

これは流石にイカン、と思ったんですがあいにくかかりつけ病院がお休み。
かといってこのまま新フードを食べさせるのは良くないと思い、独断で以前のフードにチェンジ。
しかしそれでも調子はあんまり良さそうに見えなかったので急遽、あさイチ別の病院を予約して行ってきました。

ー ー ー ー ー

実は闇雲に病院を選んだわけではないんです。
そこは皮膚を専門にしている病院で、毛が薄い玲のことを思って、前々から行ってみようかな、と思ってた病院なんですよ。

恐らく大下痢の原因は薬と新フードだと思ってたので、その件の相談と皮膚の専門医の視点から診てもらおうと思って受診しました。

先に言っておきますが、結果的にこの病院には行って良かったと思える診断が出ましたね。

ー ー ー ー ー

病院に入って受付を済ませた後、色々と質問から始まりました。
食べてるフード、以前に食べてたフード、おやつ、ワクチンの種類、ノミダニ防止フードの種類、散歩の頻度、シャンプーの頻度と種類、他に飼ってるペットの種類etc・・・・

とにかくかなり細かく聞かれましたね。この時点でさすが専門医だな、と思いました。それらが終わってようやく診察開始。

まず先生とこれまでのいきさつを話して、現状を理解してもらいました。
すると先生がセロテープを何カットかして、それを玲の身体にペタペタと貼っていき、毛を採取してましたね。
顔、背中、腕、尻尾、胸、、と。
ついでに下痢のことも考えて、肛門にもちょっと棒を入れてチェックチェック。
我慢してよ、玲君。

そこから顕微鏡でそれぞれを毛などを観察。
さすが皮膚専門。かなり時間をかけて全て見てましたね。
そこで言われたのは以下の事です。

腸内は球菌が圧倒的に少ない。かわりに桿菌(かんきん)が多すぎる。


簡単に言えば腸内の菌には良い菌?である球菌と、悪い菌?である桿菌がいるらしいんですが、玲の現状は圧倒的に桿菌が多いようです。
これは私も電子顕微鏡の映像を見せてもらいましたが、確かに棒みたいな桿菌がめちゃくちゃ動いてました。
まぁ感染した、とかではなく体調不良によって腸内バランスが崩れ、桿菌が毒素を出してる、、らしいです。

なのでまずは整腸剤と抗生物質で文字通り、腸内を整える必要があるそうです。

まぁあれだけ大下痢してたからなぁ。
そりゃ腸内バランスもトンデモナイことになってただろう、と思ってました。
でもしっかり薬を飲んで、フードを戻せば良くなるだろうとも言われましたね。

ー ー ー ー ー

しかし問題は毛のほうにありました。
まず顕微鏡で調べてみても、カビだったり皮膚に悪さする菌は見つからなかったとのこと。

しかし先生は腑に落ちない様子。
そこでセロテープで採った毛ではなく、ちょっと痛いけど生えてる生毛を数本抜いて、それも顕微鏡で観察。
すると、、、、

玲は休止期の毛しかない


ということが分かりました。
これは初めて分かったことで、かつ中々衝撃的な事実でした。

御存知の通り、毛というのは成長期に伸びて、休止期になると抜ける。
そして成長期の毛というのは、簡単に言えばゴルフのドライバーみたいに、根っこにコブがついたみたいな形をしてるようです⛳

しかし玲の毛を確認すると、根っこが全て針のような状態であり、成長する毛がない、とのことでした。もう抜けるのを待ってるだけの状態。



こんな感じです。
だから毛が抜けまくってたんだなぁ。

そしてこの原因なんですが、病気やアレルギーではなく遺伝だそうです。

ー ー ー ー ー

正直、これを知った時、ショックもありましたけど、それ以上にちょっと安心した、というか妙な感情が湧きました。

今まで全然原因が分からずじまいで、フード変えたりしてもお腹壊したりして、何か余計に玲を苦しめてるだけなのかな、、って思ってたけど、今回こうして一歩進んだというか、先が見えたことがちょっとうれしかったんです。

勿論、悪い結果はショックでした。けど先が見えるってのは良いことなんだな~って思えましたね。これで次の対策に乗り出せるし、玲もちゃんと好きなフードを食べれる、ってことですし。

ー ー ー ー ー

そして対策なんですが、はっきりいって完全に治る薬はないそうです。
しかし何も出来ないわけではないそうで、薬の代わりにサプリメントがあるみたい。
これを飲むと1、2か月で効果が出てくるらしいです。

但し!!
効果が出るかは五分五分、だそう。

もし1、2か月経っても効果が出ない場合は、その後も飲み続けても効果は期待できないそうです。

なるほど、、神のみぞ知る!ということね。

でもやらない手はないので、勿論それを飲ませてみることにしました。

ただ、「サプリメント」なのでペット保険が使えない、という痛手もあるんですけどね。まぁ仕方ないこと♪

因みに前の病院で貰ってたステロイドは飲ませないで、と言われました。
そもそも皮膚科には90分ほどいましたが、一度もかゆがるというか、アレルギーを持ってる犬特有の行動を全くしないので、飲ませる必要がないとのこと。何故、出されたのか分からないそうです。。。

ー ー ー ー ー

帰宅後、早速薬を飲ませるわけなんですが、、
まぁ~種類が多いんですよw

抗生物質、整腸剤、サプリ①がそれぞれ一粒。
もうひとつの粉状サプリ②が一袋


まぁこれだけ多いとね、、、、



さすがに食べたがらないんですよね。。
まぁ下痢をしてる状態なので、単に食べたくないのもあるんだろうけど。

ん~、、あんまり使いたくなかったんですが仕方ない!!奥の手だ!!




大好きなコレに混ぜよう!
あんまりこればっかり食べられると困るんですが、今はとにかく食べてもらわないと。



この後、美味しそうに食べてくれました。

そして今日は気になる💩もそれなりの形をするまで戻ってきて、食欲もかなり回復してくれてます。まぁ粉薬はちゅーる混ぜないと食べにくそうなので、これはしばらく継続になりそう。
でも取り敢えず良かったよ。

ー ー ー ー ー

サプリが効くかどうかは分かりません。
でも今は効くと信じて一緒に過ごす以外ないです。
それにもしかしたらまた違った原因が出てくるのかもしれません。
だからまだまだ途中なんですよね。

それでも今は意外と悲観的になってません。
もちろん、良い方向に行くだろう、と思いたい気持ちもあるんですが、仮に効果がなかったとしても大丈夫だと思えてます。

病院から帰宅後、妻に「効かなかったら毛が抜けていくみたい」と報告すると、

「それなら服を作って
着させてあげるだけよ」


と即答されました。

人間、いつでもどこでも楽観的かつポジティブになれるわけではない。特に私みたいなタイプは。
原因が分かってホッとはしたけど、やっぱり不安になる気持ちだってある。

いつだってそういう気持ちを明るく照らすのは、誰かのポジティブな気持ちなんですよね。

病院の先生に聞きました。
この遺伝性の症状は臓器が悪くなったりと、ぶっちゃけ命にかかわることに繋がるですか?と。
先生曰く、それはないとのこと。

まぁ毛が抜けて紫外線の影響を受けるなど、生活に支障が出ることはあれども、そういうのは予防できますしね。

そう。




例え毛が抜けてしまっても玲は玲。
大事な大事なウチの子です。






大丈夫。
きっとサプリが効くよ。
それに仮に効かなくて、毛が全部抜けてしまっても洋服着て出かけような。
君はスタイルが良いから、絶対似合うさ!


今後も玲の通院日記は書いていきますが、なるべく重たくならないように笑い話にしつつ、これからも玲のことは書いていこうと思います。
もし見苦しい文になったとしても、飼い主の特権だと思ってお許しをm(__)m

今日はこの辺で。
ではでは~

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