徒然なる週末日記その132



6月らしい日々が始まりましたね。
今日、九州四国も梅雨入りしたようですし。なんとも鬱陶しいといいますか、やっかいな季節が到来しました。
でもよくよく考えたらこれも6月ならではというか、この時期しかないなぁと思えばちょいと味わいが変わりますね。

かといって歓迎はしないけど・・
特にワンズと暮らす人にとっては頭を悩ます日々の始まりでもありますから。
まぁ嘆いても仕方ないので、散歩時に止んでることを祈る日々をおくります。

では週末にあったことをサラっと書いていきます。








1:ホタルを見に行ってきた。



初夏を彩る夜の灯といえばホタル。
あのなんともいえないというか、たとえようのない光。
いくつになっても綺麗だと思うし、見たくなるものですよね。

日曜辺りから雨が続くと予報が出てましたし、そうなれば梅雨入りは間違いない。
となれば、ですわ。
土曜がラストチャンスだろうな~、という思いが湧いてきたので見に行ってきました。

スマホを開いて見れそうな場所を検索検索。
ホント、便利だなぁ。
おかげでいったことがない場所でも安心して向かえますから。
でもそれはみんな、同じ。
だから現場にはそこそこ人がいましたね。


着いたのは20時前後。
初夏とはいえもうほぼほぼ真っ暗です。
でもね、そんななかでも見えるんですよ。
あのポワ~って感じの光が。

なんだろう、、とても落ち着きます。
童心に戻る、ともいうかもしれないけどちょっぴり違う。
とにかく安らぐ。

んでね、急に現代に戻されますが、ここで科学の進歩を目のあたりにするんですわ。
いや~、すごいですね、スマホって。
夜なのにカメラが撮れますもん。
それがこちら。






ホタルは分かりにくいですが、それ以上にナイトモードの精度の素晴らしさですよ。






これ、真っ暗闇の中ですよ。
どうなってんだか・・・






とはいってもやはり現実にはかなわないですけどね。
それはそれ。
あの光景はこうやってデジタルに納めるもんでもないでしょ。

あの景色。

あの香り。


そしてあの灯。


全ては思い出の中にある。
そこにいかないと味わえない感情がある。
四季のある日本にいるちょっとした幸せがそこにはありました。

やっぱいいな。
来年も見に行けますように。

ちなみに、





ワンズを撮るとこうなりました。
さすがに微動だにしないのは無理なので、なんだかホラー写真になっちゃいますねw



2:読書再開



本が読みたい!
ふとそう思いました。
最近はあんまり読んでなかったので、こういった衝動は大事にしたいと直感で思いましたね。

なので土曜の昼間に本屋へ。
アレを買おうコレを買おうって決めずに行く本屋ってワクワクするので好きです。

目当ての本は決めてなかった分、色々と散策してました。そこで見つけたのがコレ。




喜多川 泰作
「運転者」




もう迷わず、決めましたね。
みんなはどうか分かりませんが、私は本を買う時って大体、数ページ読んで決めるのがほとんどです。
でもこれはそれすらしませんでした。

喜多川先生の作品は一つしか持ってません。数年前に読んだ「よくがんばりました」て作品。
けれども作風は何となく分かってるつもりです。
とにかく力をもらえる。
奇想天外な大どんでん返しがあるわけでもありません。
奇抜なスカッとする展開があるわけでもありません。

何気ない、どこにでもある人が織りなす絆を感じられるというか、感動をもらえます。

そういうの読みたかった。

ページ数はそんなにないので、この土日で読み終わりました。
感想は一言です。

「この本を読んで良かった」

久しぶりに読む本がこれで良かったです。
面白い、っていうのもちょっと違う。あ、もちろん面白かったですよ。
ただ物語が面白いとかよりも、何というか自分の生き方というか、過ごし方を大きく顧みることになりました。


途中からね、主人公が自分みたいに見えてきました。無意識に不機嫌が常にそばにある。意図的に誰かのせいにはしてないつもりでも、「なんで?」て思いながら下を向いてる。

そんなつもりはないですし、そうではないのかもしれない。けれどもいつも上機嫌か?と聞かれたら絶対そうではない。
そんな人が幸せになれるわけがない。
そう思ってました。

けれどもそれも違うんだ、と。
幸せになれるとかじゃなく、今の幸せを感じることを忘れてるんだ、ということ。
よく聞く言葉かもしれませんが、そこに行くまでの流れが素晴らしく、頭ぶん殴られた気分でしたね。

それを理解すると自分の生き方が何だか恥ずかしくなってきました。
なんて傲慢なんだろう、と。

でもおかげで何かが晴れたようにも感じます。
自分の弱さと間違いに気付いた、認められたからだけかもしれません。
なにも変わってないのかもしれません。

けれども自分の中では確かに変化はある。
そう思えただけでこの本に出会えたことに感謝です。

読んでない人には是非、オススメです。
別に批判するわけではないですが、下手な自己啓発本を読むよりもずっと前向きになれるのでは?と思いますよ。
フィクションだからこそ、想いは自由に馳せることが出来ますから。

やっぱ読書っていいな。
心に余裕と新しいページ数が増える。


また何か読みたいものです。

その前に、


仕事用のこっちも読もう~っと。
これはこれでなるほどな、と思いながら読めて面白い。


今週はこの辺で。
ではまた来週~

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