冷えも少し和らいだ土曜日。天気も上々ではないものの、晴れ間も合って気持ち良い冬の空。
う~ん、絶好の美術館日和(強引)
というわけで、
これを見に行ってきました。
愛媛ではずっとTVのCMが流れてたので、とても興味はあった展覧会。ですので行けるときに行っておきたかったんです。
前回行った海洋堂のときとは違って、今回は結構撮影NGな場所が多い。まぁそれがフツーっちゃあフツーなんだけど。
ですがもちろん撮影OKな場所もいくつかあったのでありがたかった。
前半コーナーは鈴木敏夫氏の生い立ちから。
今回の展覧会は「ジブリ」ではなく、あくまで「鈴木敏夫とジブリ」だということ。なので例えばナウシカの絵コンテなどがズラっとあるわけではありません。
ただ個人的にはこれはこれでとても楽しめました。若かりし頃の鈴木さんの作品や、影響を受けた本なども紹介されています。
そして一番印象的だったのが、鈴木さんの書体。
綺麗、ではないんですが、めっちゃ丁寧。どこか可愛さも感じられるほど。
字の虫である私は食い入るようにずっと読んでました。大学の時の論文を、序破急で簡易的にまとめた一枚がとても面白かった。
私はジブリ誕生の歴史とか全然知らなかったので、宮崎駿監督や高畑勲監督との出会いなども事細かに紹介してくれてます。
結構知らないことだらけだったので、ずっと頭の中で「へ~~」って言ってました。
「アニメージュ」編集長時代の話や、ナウシカ誕生秘話などのコーナーを抜けると、
ここで一息、撮影OKコーナーへ。
ひっそりと待っててくれました。
「となりのトトロ」の歌詞にはこうあります。
オジサンになって思います。
んなことはない!って。
逆にオジサンになればなるほど、トトロのような存在は必要なのかもしれません。これを見てた少年時代を思い出すためにも。
例え時代がどんなにすさんでいったとしても、その姿だけで癒される存在、それが「トトロ」なのかもしれません。
そこから進むと鈴木敏夫氏を取り巻く世界を再現したコーナーへ。
映画だけでなく、漫画や小説、美術書など色んな文学が揃えられてました。
それらの中央にはカオナシが鎮座。
本を読んでる姿が意外とハマってる。
これで一階の展示は終わり。
その後は二階に登って新たな展示コーナーへ。
こっちは結構、撮影OKな場所が多かったですね。
まず入ると、
様々なジブリ作品の有名な一言が、ポップアップした見事な書体で飾られてました。
いいな♪
何だろう?ぱっと見、読みにくそうな書体なんですが、全部脳内で変換出来ますよね?
それくらい全部、有名なセリフばかり。それってすごいことだよなぁ。。
個人的に一番、インパクトというか破壊力があるワードは、、
これでしょうね♪
もし世界中の人間が一斉に唱えれば、本当に全て滅ぶんじゃないかな?
ってさえ思える言葉。
次に出迎えてくれたのが、
夢で出たらチビってしまいそうなリアル湯婆婆でしたw
怖ぇぇ・・
何やら口の中にいくつか紐がぶら下がってるんです。それが劇中に出ていた薬湯のあのヒモになっていて、引っ張ると出てくる板に番号が振ってあります。
それを元に、隣に置かれた番号が張られた引き出しからおみくじを取る、というゲームでした。
結果は、
末吉♪
いいじゃないの。変に大吉じゃないところが逆に良いじゃないの♪
展示の最後は、
またもや作品のキャッチコピーコーナー。
こうやって小さなセル画と並ぶと、子供の宝物感がして素敵だな。
こちらでも個人的に素敵だな、って思えたのは、、
これですね。
決してそうではないのかもしれない。けれどそう思って毎日、生きていたいと思うから。
ここを出て最後にあった物販コーナーにて、
かの有名な「イモリの黒焼き」チョコを買って帰りました♪リンさんに取られるまえに食べないとw
いやはや、楽しめました。
ジブリ好きな方は勿論ですが、そうじゃない人でもイケる口ですよ。てか好きじゃない人っているのかな?
私としては鈴木敏夫という人物の魅力を改めて知ることが出来たのがよかった。特に思考は文章面が大きい。
今日、拝見した中で「プロデューサー的要素」みたいなことも結構あったんですが、数多く共感出来ましたよ。
特に印象的だったのが、「余裕を持たせないといけない」ということ。
ほんとそれは思います。何事も働く人がある程度、余裕を持てないと良い仕事は出来ない。そしてその余裕を作らせるのが上司の仕事だと思いますけどね~
ともあれ、素敵な展覧会に行けて良かったです♪
また何かの機会があれば、美術館も行きたい!
おまけ
もちろん、今日、犬たちは家でお留守番。
それで腹かいたのか、
帰ってから結構、こんな感じでべったりでした♪
カメラ目線が怖いw でも可愛いな。
今日はこの辺で。
ではでは~
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