嗚呼懐かしき青春時代の鬼たち



昨日の息子の話を書いてからふと、私の高校生の頃を思い出した。
偉そうなこといっぱい言ったけど、その年頃の自分ってどうだったのかな?って思いまして。
ま、分かってたことですが、全然未熟モンだったな、、と思います。

で、それとは別に何故か当時の先生たちを思い出していた。


私の高校時代の先生たちはいわゆる
「鉄拳制裁暴言炸裂」が当たり前の時代。全員が全員ではないですがw
しかも高校生ともなるとそのレベルは最高峰に達する。

何か問題があればびびびんだ。
そこにセットでついてくるのは「バカタレが!」などの暴言と、般若の面でも被ってるかのような形相。
それを親に報告しようものなら、「あんたが悪いことしたけんやろが!」と追加制裁確定の時代。

私の場合、特に体育の先生はヤバかった。
まず職員室という部屋はない。
体育の先生がいるのは「体育教官室」という部屋。

その名前の時点でおかしい。
そこに入る時も、今思えば非常におかしい。

こんな感じ。



失礼します。〇年◇組のマイティです!



声が小さい!!
入ってくる時からやり直せ!



ガラガラ・・(入り直す音)

失礼します。〇年◇組の
マイティです。✖✖先生に
課題を提出しに来ました。



その入り口から入ってくるな!
こっちからじゃ!バカタレが!


すみませんでした!
(なら最初っからそう言えよ)



確かに「教官室」だった。
無茶苦茶や。
その室内に先生はいない。筋肉隆々かつ、笑顔を家に忘れてきたような眼つきの鬼しかいなかった。思い出補正かもしれないが、マジでボディービルダーの横川くんみたいな身体付きをしてるいかつい面した鬼神しかいなかった。
入るのが本当に嫌だったなぁ・・



それ以外にもこんな思い出がある。
今でもそうだが、当時も自転車に乗りながら傘をさすというのは危険な運転となるため、禁止されていた。

安全面を考えれば当然のこと。
しかしそんなの守る高校生はいない
(少なくとも私の周りには0だった)

しかししかしそんな高校生たちを鬼たちは許さない。
なので雨の日は校門前でいつも般若が二人ほど仁王立ちしていた。

とはいってもいくら般若だろうが鬼だろうが、出現ポイントが特定出来るなら対策はいくらでも出来るってなもの。
FF5のオメガと一緒。アビリティを身に付ければ倒せるし、何なら戦わずに避ければいいし。
(ネタが古い・・)

まぁ私はチャリ通が認められてなかったので、近くの無料駐輪場に停めて歩いて登校してたから、それはそれで問題がなかった。

けれどたま~にチャリ通の友達の傘を「これ持ってって~」と渡されるケースがある。
なので不自然に傘を二つ持った高校生が誕生する。そしてそんな些細な違和感を般若は見逃さない。

こんな感じ。



オイ!ちょっと待て!!
何でお前、傘二つあるんや!?



こないだ友達に借りた傘を
返すために持ってきました。
(大嘘)



ウソつくな!!
なら何で両方濡れとるんや!?

(何やて!?工藤)



遊びで交代交代でさしてきました。
(苦しい苦しいウソ)




・・・ん?
お前、その髪の色何や?

(標的変更)



ナンデスカ?
(動揺・・・)



ちょっと茶色くないか?
あぁ!!??




何もしてません。
ドライヤー焼けです。
(実はちょい脱色してる)



嘘つくな!バカタレ!
来週までに黒く直して
教官室に見せに来い!




いや、本当ですって。
(マズイマズイ)




やかましいわ!ボケ!
何ならバリカンで坊主に
してもええんぞ!




すみません。。




雨の日に怒らすな!
バカタレが!!




う~ん、素晴らしい時代だった。

因みにメンドクサイので翌週、見せにいくことはありませんでした。すると二週間後くらいにその般若教官は春の辞令交付で他の高校に異動になりましたとさ。
正義は勝つ。


まだまだ思い出すといくらでも話は出てきそう。
書いてたら懐かしくなってきたので、日記のネタがないとき、ちょこちょこ書いてみようかな。


今日はこの辺で。
ではでは~

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