ホラー?教育?映画のミーガンを見ました



先日、珍しく妻が「あの映画見たい!」と言われたのですが、いくら夫婦といえどもそこまで以心伝心ではないので、正直に「どの映画?」と聞くと、

ミーガンってやつ。

と言われました。
なんか聞いたことあるなぁ、、と思いつつ、調べたらついこないだまで映画館でやってたやつじゃないの。そりゃ聞いたことあるってなもんです。


どうやらもうアマプラでレンタルをやってるみたい。

それにしても、、最近のサブスクレンタル市場のスピードにはビビりますわ。おじさんなのでどうしてもレンタル=ビデオ、もしくはDVDという印象がまだ強いですし、上映後最短でも半年以上は空いてから開始という風潮だったのでね。。
今では上映終了後、すぐに配信開始。というのが珍しくないですもん。
なんか前にどこかでこの理由を聞いたような気がしましたが、忘れましたw

ー ー ー ー ー

まだ見ていない人もいるでしょうから、簡単に冒頭の説明だけにしておきます。

主人公の少女は事故をきっかけに両親を亡くし、母親の妹でおもちゃ開発している親戚に引き取られる。その方はちょっと子供が苦手なので、主人公の相手を開発途中のAI搭載人形?ロボット?のミーガンにさせることに。
ミーガンのAI機能は素晴らしく、尚且つ主人公もとっても気に入ったので二人は相思相愛になるのだが、、、、という感じ。
大きく分けるとホラー映画ですね。

このミーガンという映画を語るにあたって、どうしても比較するのが「チャイルドプレイ」という映画。

チャッキーね!懐かしい映画。しかしどうやら数年前にリメイクもしてるみたい。
まぁ両者の共通要素として「人形が襲ってくる」ということ。

ただそのバックボーンは大いに違います。
チャッキーは呪いというか呪詛的な要素で人形に殺人鬼の魂が乗り移る、という状況ですが、このミーガンはAI搭載のバリバリロボット。
それにチャッキーは主人公の身体を乗っ取るために人間を襲いますが、ミーガンは主人公を守る?ために人間を襲う、という感じ。

ー ー ー ー ー

私はあんまりホラー映画が得意ではないです。
正確に言えば「スプラッター要素がある映画」が得意ではないんです。因みに妻はそういう映画が大好きですw
なのでこのミーガンも前情報の段階で私は見るつもりはなかった、、んですが、見終わった妻から「全然見れるよ~」と言われたので、その後、一人で観てみることに。

感想は、正直言ってちょっと微妙な映画でした。

確かにスプラッター要素はそんなにないし、何より怖さもそこまでない。怖さというかビックリ系の映画かな、という印象。
う~ん、、、昔見たチャイルドプレイって怖かった思い出があるんだけど、それも思い出補正なのかな、と思いました。


一応13歳以下は見れないよう指定されてるようですが、恐らくそれは暴力要素が原因ではないと思います。

単に「大人が子供の面倒をAI搭載のドールに任せてしまい、互いの関係が崩壊する」という要素が原因だと思います。

自分のことを全て分かってくれる万能AIドールを信頼しきってしまい、大人の意見に全く耳を傾けなくなる状況が一番のホラー要素じゃないかな。

でもこれって映画だけの話ですかね・・?
近い未来、、というか状況は違えど今でも全然起こり得る世界だと思います。
例えば親の言うことよりも、ネット上にいる自分の事を全て受け入れてくれる誰とも知らない誰かの言うことの方が、受け入れやすい人も多数いると思います。
それが絶対悪い事だとは言えないにしろ、それだけだとやはりちょっと引っかかりますよね。


そういう意味でこの映画はホラー映画というよりも、教育的というか警鐘的映画なのかもしれません。

AIが怖い、とか人間が偉い、とかではなく、自我とはそれぞれが違うこと、を認識することが必要なんだと思います。


あ~、久しぶりにこういった映画を見たなぁ。
次はスッキリアクションでも見たい気分。
確か、、月末に「バイオハザード」の映画がレンタル解禁されるらしいから、楽しみにしとこう♪
・・・あっちみたいな血は大丈夫みたいですw

今日はこの辺で~
ではでは~

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