徒然なる週末日記その43

※昼下がりの田舎道


気が付けばセミの声が消えた。
朝も日の出の方角が変わったことで少し涼しくなったし、昼間も暑いには暑いけど確実に峠は越えたように感じる。
そしてふと耳を澄ませば、けたたましいほどに鳴いてたセミの鳴き声がぴたりと消えてた。

私は単純なので、あの声が聞こえなくなったことも体感温度を下げる要因にもなっているはず。
聞こえなくなると何処か寂しくなるのが不思議というか、ワガママというか。

そうか、気付けば8月も終わりだ。
そろそろ秋も見えてきた。
嗚呼、、月見バーガー楽しみだな。

では週末にあったことをサラっと書いていきます。




1:風鈴神社に行ってきた。


家から車で少し移動した先にとある神社があります。

「高忍日賣神社」という場所でして(たかおしひめじんじゃ、と読むそうです)、そんなに大きくはない神社なんですが、あることでちょっと有名な場所。
それは、、



こんな感じに夏になると、境内に風鈴がいっぱい飾られてるんですよ🎐

数もありますし、何より木陰にある場所なので、涼しい風が結構流れてくる。
つまりあのチリ~ン🎐という音がずっと聞こえてきて、たまらなく心地よいんです♪


建屋の中もこんな感じに風鈴がいっぱい。
歩くだけでめちゃくちゃ癒されますよ。

ここは去年、初めて来たんですが、一発で夏になると毎年来たくなっちゃいました。



犬たちも何からの涼を感じてるみたい。


絵になる構図。夏だわ~♪



お参りをしてるとこんなおみくじを発見。
こりゃしないとイカン。。。

多分、私みたいに犬連れの方が結構きてるのかな?去年来た時に宮司さんに伺うと、犬連れもOKだと許可は得てましたので。

あ、猫の分もあるので4つですね。




何か大大吉という見たことないのが出ました♪

こういうのってご利益があるとかないとかは別に、活字として見るだけで嬉しくなる心はずっと持っていたいです。



こないだ買った「にこちゃん服」も良い感じ。



夏の終わりに来れて良かった♪
また来年も連れてこれますように✨


2:今週の本


ようやく「少年と犬」を読み終えました。


面白い、というか切ない本だったな、というのが正直な感想。
ただその切なさの後に、そっと明るい気持ちを置いていってくれたような作品でした。

この本は先週もちょっと書きましたが、一匹の犬を軸として、色んな事情で変っていく飼い主との生活を短編で6つ描いた本です。

その短編では全て「死」「生きる」というキーワードが密接に関連しています。
「生」というより、「生きる」の方が合っていると思います。

物語が東日本大震災後を舞台にしてますので、特に「生きる」という部分が見え隠れする。
それは綺麗事だけではない。生きることへの執着というか過酷さも感じられる。
だから切ないし、たくましい。


作品の中である飼い主がこう言ってました。
「この犬は自分の死を見届けるために手元にきたのではないだろうか」と。

違う!、とは言えない。犬は喋れないし、そう捉えるのは人それぞれだから。
だけどセラピードッグという言葉があるように、ペットには人の心を癒す効果があるのは間違いないと思う。
そして癒され続けることで、死を現実として受け入れるということもあるのかもしれない。それは不幸だとは言い切れない。


本を読み終えて、ふと顔を上げると犬が二匹とも寝ていたんです。


ん~色々貰ってるなぁ~、と。。



ペットと暮らすと手はかかります。それは間違いない。でも同時に貰ってますし預かってます、命を。
それはきっと生きる力になっている。

命のために生きるって素晴らしい。


今週はこの辺で。
ではでは~

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